FXトレードの都市伝説や周囲の意見について
私は、現在、FXトレード講座を開催しているのですが、開催するにあたり、多くの誤解や間違った認識があまりにも多いので、その点についてお話をしてまいります。
まず、多いのは、
・ギャンブル
・勝率5割
という”負”のイメージです。
”負”のイメージを持っている人は・・・
私自身もそうでしたが、FXトレードと聞くとどうしてもギャンブル性が高いものだと思ってしまっていることが多いです。
確かに、トレードを学んだことがない人は、誰かがトレードで大きな損失を出してしまったことを直接的、間接的問わず”伝え聞いた話”を信じてしまうのは無理もありません。
そもそも投資というビジネススタイルは、日本の教育システムにおいては、ないがしろにされていますから、そのように考えてしまうのは、わかります。私も同じでしたし。
また、そのように”誤解”をしてしまっている人の多くが、自分の聞いた話や信じてきた話に疑いを持たずに盲目的に、トレードは危ないと言い切ってしまう。周りの環境によって考え方や意識は当然変わるのですが、自分でしっかりと調べるなり、勉強するなりしてから、危ないとかギャンブルだと思うべきだと思います。
ギャンブル性が高いのか?ということについては、こちらの記事でお話をしています。
勝率5割
トレードを学んでいくとトレードパフォーマンスがどんどん向上していきます。その過程において、勝率5割ということもあるのは事実です。事実ですが、そこをもっと深掘りして考えるべきだと思います。
というのも、トレードの勝率が5割だとしても、実は、利益は積み重なっていきます。詳細な話は控えますが、例えばこうです。
・買った時の獲得pipsが100pips
・負けた時の損失pipsが30pips
トレードは、リスク管理がもっとも大事なのですが、負けを容認する時の”損失額”と利益を出した時の”獲得額”の比率は、通常1:2とか、1:3なののです。私は、最低でも1:3ぐらいになるように心がけています。
なので、勝ち負けは五分五分だけど、獲得した利益を考えるとトータルでプラスに転じているのです。
さらに言えば、トレードパフォーマンスが上がっていくと勝率を8割ぐらいに持っていくことが可能です。もっと言ってしまえば、”負けないトレード”テクニックも存在するのです。
プロの投資家や他者の資産運用を管理している人たち
先日、友人からプロの投資家の見解を聞きました。それは、素人が頑張っても勝率は5割だよ、というものでしたが、そもそも勝率が5割あれば、プラスなのです。(上記でもお話していますが)
そして、プロの投資家たちは、そもそも個人投資家に比べると規模や環境が違います。メガバンクトレーダーとか、そのような人たちは、顧客からお金を集めて運用しますから、トレードに対する取り組み方が若干違うのです。
そのような人たちは、トレードにおいて”負け”の許容範囲が狭いと私は思います。なぜなら、そのようなトレードは、”負け=顧客の資金の損失”だからです。
なので、大きなロットでトレードをするのですが、そこまで大きな”勝ち”を必要としないからです。
一般的な個人投資家の場合、ロット数を「1」とか、「2」でトレードすることが多いと思うのですが、その場合、損失を30pipsで計算すると、それぞれ「3万円」と「6万円」になります。
逆に、獲得pipsが100だとすると、それぞれ「10万円」と「20万円」になります。これが小規模の個人投資家の実像です。このようなトレードを月に、仮に5回繰り返せば、十分生活できる利益を獲得できるわけです。
それに対して、顧客の資金を運用しているというような場合は、ロット数が個人投資家の数倍以上になります。そして、小さい獲得pipsで利益額を大きくするのです。
自分の考えを持とう
トレードの世界だけじゃありませんが、自分がやらないと何も結果は生みません。
今の生活に不満や不安を持っているという方はとても多いです。が、情報をインプットして実践する方の割合は、とっても少ないイメージです。
私は、ネットビジネスで基本的な生計を立てていますが、
「俺もネットビジネスでやっていきたい!」
という人は多いのですが、実際に、本気で頑張って取り組んでいる人は悲しくなるほど少ないです。おまけに、一定の努力もせずに結果が出ないと簡単にフェードアウトしてしまう。
やると決めたらやる。ただそれだけです。
追記
誰もが知らない世界に飛び込むのは、怖いものです。怖いという気持ちと新しい世界に入りたいという気持ちを比べてみることを強くオススメします。
ビジネスにしても、トレードにしても、最初は、誰もが初心者です。できないと言っている”その時間”を無駄にして欲しくありません。だから、少しでも未来を変えたいと思うなら、どこかのタイミングでしっかりと自己投資をして、自分を変える努力を惜しまないで邁進するのです。
このような気持ちがないといつまで経っても現状を変えることはできないのです。
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