FXの難易度はどのくらいなのか?
FXと聞くと、一般的なイメージは、”難しい”という意味で、敷居が高いとか言われたりしますが、本当にそうなのでしょうか?
何かに初めてチャレンジするときは、どんなものでも、最初は、”難しい”です。ただ、何にと何を比べての判断なのか、ということだと思います。
FXの難易度
ここでは、わかりやすくスポーツに例えて話をしてまいりたいと思います。スポーツは、最初、誰もが初心者ですよね。上でも少し触れましたが、最初は、誰もが難しいって思うはずです。
でも、取り組んでいて楽しいし、何よりも、成長する自分を感じることができると達成感も味わえます。水泳や陸上などでは、”記録”が伸びると俄然やる気になるのと一緒です。
オリンピックやワールドカップに出るほどじゃない
スポーツに取り組んでいて、本気で、オリンピックとかワールドカップに出たいと思い取り組んでいた人って少ないかもしれません。
そんな世界大会に出たいと思うようなレベルっていうのは、そもそもそのスポーツですでにかなりハイレベルな状態ですよね。ここまで来ないと狙う人っていないでしょう。
とはいえ、小学生ぐらいだと”僕はオリンピックに出たい”と普通に思い、練習に打ち込めるはずです。ただ、成長するにしたがって、周りというか、世界を知って、背伸びしすぎた”目標”だったと思って、そこそこで辞めてしまう。
全日本選手権とか国体とかに出るほどじゃない
世界大会に出れるほどじゃないけど、全日本とか国体とかって、相当、練習を積んで成績を上げていかないと出たいと思っても出れる規模の大会じゃありません。
私は、昔、ヨットに乗っていました。ある日、思いついたんです。”ヨットで国体に出よう”って。
ですが、当時、神奈川県に住んでいたので、神奈川県代表には、なれないと普通に思いました。なので、住民票をいわゆる”海なし県”に移して、その住民票を移した”海なし県”で出ようと思ったことがあります。
ところが、そんな風に考えるのは、私だけではなく、他にもたくさんいたのです。その結果、神奈川県代表にはなれないけど、その次、またその次の選手は、”海なし県”の代表になるんです。
私自身、ヨットのスキルはそこまでじゃないので、やはり、これも無理でした。今では、笑い話です。
高校の部活でレギュラーを取るほどでもない
高校生の時の部活って、入ったばかりの新入部員でも、上級生を打ち負かすような実力を兼ね備えていれば、レギュラーになることもできますが、やはり、選ばれしものなわけです。
そして、3年生とかになると、顧問の先生や監督も”頑張っているからアイツを選ぼう”とか、思ってくれる。その場合、大前提として、そこまで頑張っていないといけませんよね。
補欠でもいいから高校の部活を3年間継続するレベル
高校の部活で3年間継続できるっていうのは、それなりにハードルは高いと思います。今の時代は、ないと思いますが、理不尽なシゴキがあったり、訳の分からない先輩からの指導があったり。
でも、そんな逆風があっても、部活が好き、取り組んでいるスポーツが好きでたまらないという場合、継続できますよね。
さらに、やっていて”楽しい”って思うことができれば、ほぼ例外なく継続できるはずです。
FXというのは、勝てるから楽しいという側面は当然ながらありますが、”負けトレード”でも、実は楽しいものなのです。
なぜ負けトレードでも楽しいのか?
1回のトレードで負けると悔しいって気持ちになります。これは、初心者だろうが上級者だろうが同じです。同じなのですが、”なぜ負けたのか?”というその検証の過程が、自分のトレードスキルを成長させますので、とても楽しいと感じるのです。
負けトレードで得ることができる、スキルやマインドなどは、勝ちトレードでは得られないこともあるのです。
そして、トレードは、しっかりとリスクリワードの比率を守っていれば、勝率5割でも保有資金は、雪だるま式に増えます。このトータルで考えるという姿勢が、心にゆとりを持たせます。
ゆとりができるからこそ、負けトレードから学びがあり、その負けを次のトレードに生かすことができる。
FXは、勝ち負けを繰り返しながら成長するものなのです。
この記事へのコメントはありません。