トレンドラインの引き方〜基礎ライン

ライン

テクニカル分析において、一番に抑えたいラインは、トレンドラインです。

トレンドラインが正確に引けることが、テクニカル分析を行っていく上でとても大事になってくるのです。もちろん、他のラインも重要なのですが、”基礎”という意味においては、一番重要だと言ってもいいでしょう。

トレンドラインの定義

上昇トレンドライン

高値と安値が切り上がっていくこと。

高値と安値は、チャートのどこを見てもあるのですが、トレンドが発生していると確認するためには、高値と安値を一定のリズム感で切り上がっていくことがとても重要です。

下降トレンドライン

安値と高値が切り下がっていくこと。

上昇トレンドラインと考え方は、全く同じです。

トレンドラインを引くときの注意点

上昇トレンドラインで説明

トレンドラインを引いたときに、トレンドラインの外側にローソク足が少しでも出てしまうのは、よくありません。出来るだけローソク足の”ヒゲ”もトレンドラインの内側にくるように引くことが大事です。

図1
○印の部分は、ローソク足が出てしまっています。これはよくありません。

図2
しっかりとローソク足が出ないように引く。この点を注意してください。

理由は、いくつかあるのですが、一番の理由は、

・トレンドラインの角度が変わってしまう

からです。

ラインの角度が若干でもずれてしまうと、その後のライン分析が間違ってしまうことに繋がるからです。

エントリーは、基本的には、斜めの世界のラインを根拠にします。水平の世界(ホリゾンタルライン)は、”価格”だけに焦点をあてた分析ですが、斜めの世界は、”価格”と”時間”を表しているので、水平の世界での分析だけでエントリーするよりも、すでにその時点で、根拠が増えるからです。

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