【知らなきゃヤバイ】スタグフレーションへの対策を徹底解説!
「スタグフレーションって聞いたことがある気がするけど、何かよくわからない。」
こんな風に、実感がわかない方が大多数だと思います。
その状態は、かなり危険です。今回は、日本経済の現状を踏まえて、リスク分散の必要性を解説します。
具体的には、
・日本経済の現状
・スタグフレーションの対策
・リスクの分散方法
の順番で解説します。これからの時代を生きていくために、必須の内容です。まずは、ご一読を!
日本経済の現状
日本の経済が「何となく」良くないというのは、知っている人が多いと思います。まず現状を知るために、具体的に何が良くないのかを明確にしましょう。
現在の経済では、以下4点が問題視されています。
・世界中で起きているインフレーション
・日本人の平均給与
・円安の影響
・人口の減少
その①:世界中で起きているインフレーション
コロナによる金融措置(お金の刷りすぎ)と、工場の停止で供給が低下してるため、世界中でインフレが起こっています。
まずは、こちらをご覧ください。
Twitter創業者のジャック・ドーシーのツイートです。
Hyperinflation is going to change everything. It’s happening.
— jack⚡️ (@jack) October 23, 2021
翻訳すると、
「ハイパーインフレーションはすべてを変える。それは起こりつつある。」という内容です。
ジャック・ドーシーは決済会社「スクエア」も経営しているため、世界のお金の流れを把握した上でツイートしています。
実際に、アメリカの物価は前年同月比で6.8%も上昇しています。1990年以来の水準です。
もちろん、海外のインフレは日本にも影響します。輸入商品の値段が、上がるからです。
前年同月比で+9%。
41年ぶりの大幅上昇です。
世界的なインフレで僕らは気づかないうちに「モノが買いづらく」なっています。
日本の物価は前年同月比9%あがっています。
消費税が5⇛10%になると騒ぐのに
物価が9%上がっても無関心なのは残念です。あなたの給料が昨年よりも9%上がっていなければ
確実に貧しくなっている。#ドル円— 天野アキラ@シンプルFX (@FX13137206) December 17, 2021
日本人の平均給与
物価は上がっているにもかかわらず、平均給与は下がり続けています。同じ業務内容・同じ役職で、最近給与が上がった!という人は日本では少ないはずです。。。
ちなみに、国際的に見ても日本の給与の推移は「異常」です。
円安の影響
FXをやっている方ならわかると思いますが、円はどんどん安くなっています。以前は、輸出企業が多かったので、円安は経済を良くする材料でした。
しかし、現在の日本は輸出企業がどんどん衰えています。この辺りは、自動車産業がイメージしやすいでしょう。「世界のトヨタ」は、勢いをなくして電気自動車の「テスラ」が人気になりました。
人口の減少
人口の減少は、言うまでもなく皆さんは知っているでしょう。ただ、あなたが思っているよりも事態は深刻です。
日本は、2042年まで人口の減少は続きます。人口が減少している国で、経済が回復した国は過去一か国もありません。
移民を大量に受け入れない限りは、日本は衰退していくでしょう。
ちなみに、移民を受け入れる政策をすると、高齢者からの反対があるので政治家に投票が入りづらくなります。受け入れるしても、まだまだ先になりそうです。。。
円の価値が無くなっている
前述した、経済状況を考えると、「円は価値が上がるから持っておきたい」と考える人は少ないはずです。
さまざまな要因がありますが、日本の国力が下がっていることは明らかでしょう。世界的に見ても、日本は安い国で円の価値がなくなっています。
イメージしやすいように、1つ質問をします。
「日本よりも物価が安く、給与が低い東南アジアの国は何となく日本よりも貧しい国なんだなと感じませんか?」
おそらく答えは、イエスなはず。ただ残念なことに、日本は世界から見ると「物価が安く給与が低い国。」つまり貧しいと見られています。
スタグフレーション対策
現状、物価が上がり給与が下がる「スタグフレーション」が起こっています。スタグフレーションは、スタグネーション(景気停滞)とインフレーション(物価上昇)の造語です。
スタグフレーションの対策は、今の日本を生きる上で必須と言えるでしょう。そこで、私が考えるスタグフレーション対策を3つ紹介します。
1.海外向けにマーケティングする
2.投資をする
3.外貨で稼ぐ
1.海外向けにマーケティングする
日本商品を海外に売れば、日本の人口減少は関係ありません。また、海外の方が日本よりも物価が高いため、より高単価でモノが売れやすいです。
日本の農家や特産品など、品質の良いものはビジネスチャンスと見ています。
2.投資をする
世界中のお金が金融市場に流れこんでくるので、投資でうまく稼げれば日本の経済状況はあまり関係ありません。
もちろん、どの株を買うか。どの銘柄に投資をするかは重要です。
3.外貨で稼ぐ
外貨で稼ぐ。が最もカンタンで再現性が高いと思っています。外貨で稼ぐ=海外で所得を得るイメージです。
例えば、
・FX
・リモートワークで海外企業と提携
・海外移住して現地で働く
など、方法はいくつかあります。
僕自身は、世界中のトレーダーが参戦するFXで稼ぐのが効率的で、カンタンだと思います。FXのメリットは他にもあります。
リスクを分散しよう
日本の経済を考えた時に、企業に勤めあげて日本円だけを持つ。というのはリスクが高すぎます。もちろん、その道が悪いわけではありませんが、自分の親世代よりは「貧しくなる」ことは確実。。。
億万長者になれとは言いませんが、せめて自分が稼いだお金を「防衛」するために、リスクを分散して資産を持つことが重要だと思います。
具体的な方法は、3つあります。
・現物資産への投資
・仮想通貨への投資
・株式への投資
1つずつ、解説します。
現物資産への投資
現物資産=金・絵画・不動産への投資です。特に、金への投資は有効です。
価値の保存手段としては、長年利用されてきていますし、供給量も限られています。「有事の金」という言葉は、これからも続くでしょう。
仮想通貨への投資
仮想通貨、特にビットコインはインフレ対策として有効と一定の評価を受けています。金と違って持ち歩きが楽で、ブロックチェーンによって「本物」とカンタンに証明が可能です。
ビットコインは、「デジタルゴールド」とも呼ばれています。
訳
「技術系の役員やエンジニアは、グーグル、メタ(Facebook)、アマゾン、その他の大企業を辞め、仮想通貨を使った会社にチャンスを見出しています。(転職している)」
ニューヨークタイムズ
Tech executives and engineers are quitting Google, Meta, Amazon and other large companies for what they say is a once-in-generation opportunity with crypto. https://t.co/apksOZ5sJG
— The New York Times (@nytimes) December 20, 2021
2017年の仮想通貨バブルは、日本と中国の投機マネーが入って上昇しました。今は、アメリカの優秀な人材が仮想通貨の企業を作っています。
株式への投資
金・ビットコインほどではありませんが、株式もリスクヘッジに使えます。
特に、先進国で唯一人口が上昇しているアメリカ株や、全世界株式の投資信託は、長期で持てば貯金よりパフォーマンスが上がる可能性が高いです。
時代にあった生き方をしよう
日本円だけを持つのは危険。外貨で稼ぐ。なんて言うと95%以上の日本人は意味不明だと思います。
ただ、時代が変化している以上は、適応しなければいけません。「卵は1つのカゴに盛るな。」という言葉があるように、稼ぎ方・投資方法。それぞれリスクを分散させましょう。
リスクを分散することで、どんな時代に突入しても生きていけると考えています。
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