2019年1月3日早朝の円関連通貨ペアの大暴落について

コラム

2019年1月3日の早朝のこと、FX相場において”円関連通貨ペア”の大暴落がありました。

この大暴落に巻き込まれてしまい、大きな損失を出してしまった方もかなりいらっしゃるようです。YouTubeで見たところ、相当数の「やられました・・・」という動画が上がっていました。

この大暴落に巻き込まれてしまった方は、本当にお気の毒です。この値動きは、やはり”普通ではない”と言えるからです。

テクニカル分析において

私は、年末年始には、ポジションを持たないという”自分ルール”があるので、一切の損失はなかったのですが、仮に、ポジションを持っていても”大丈夫だっただろう”と思います。

暴落の予兆があらかじめわかっていたわけではありませんが、しっかりとテクニカル分析をしていたので、”テクニカル上”値動きを捉えることができていたからです。

USD/JPY

ドル円ですが、週足での三角保ち合いの中で実体が止まっていることがわかります。ローソク足のヒゲが伸びていますが、実体ベースでチャートは確認しますので、週足の上昇トレンドラインの底ですから、今後、下落するにしても何らかのアクションがあると思っています。

EUR/JPY

ユーロ円も週足の安値切り上げラインは抜けてしまっていますが、日足の下降トレンドラインのチャネル付近で値動きが実体で残っています。USDJPYとは違って、この週足のチャートを見る限り、やや下落方向だな分析できます。

AUD/JPY

オージー円は、今回の下落が一番激しかった通貨ペアです。週足チャートを見ると週足のチャネルを抜けていますから、一旦戻しはあると思いますが、下落目線で推移を見守るといいと思います。

テクニカル分析をしておくことで

結論から申し上げるとテクニカル分析をしていれば、今回のような大暴落にも巻き込まれないで済んでしまいます。

トレードで一番実用的な理論”ダウ理論”の中で、

・チャート(平均)は、全ての事象を織り込む

という考えがありますが、まさにその通りで今回の大暴落もチャートを分析しておけば、何ら影響は受けないのです。もちろん、トレードスタイルにもよるのですが、私がオススメするスイングスタイルのトレードであれば、そのようなことがあっても、安心な訳です。

しっかりとテクニカル分析をしておけば、エントリーの優位性を判断できるとともに、値動きのシナリオをしっかりと描くことができるということです。

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