テクニカル分析の勉強とはなに?【初心者編】
このサイトは、テクニカル分析サイトになりますが、振り返ってみるとテクニカル分析とは何かということを説明しておりませんでした。
今回の記事では、FX初心者向けに”FXのテクニカル分析とは何か”、”テクニカル分析の勉強とは何か”についてお話をさせていただきます。
FXの分析は大きく分けて二つある
一つは、このサイトの主テーマでもある”テクニカル分析”です。
そして、もう一つは、”ファンダメンタルズ分析”です。ファンダメンタルズ分析については、以下の記事でも解説をしています。
ファンダメンタルズ分析は、私のように、テクニカル分析を元にしてトレードをしていると、ほぼ意識しないで済みます。
何故ならテクニカル分析は、チャート分析とも言えるのですが、そのチャートは、全ての事象を織り込み済みだからです。ということは、世界レベルの経済イベントがあっても(代表的なものは、アメリカのFOMC、ヨーロッパ中央銀行の総裁発言など)、それらの事象がチャートに織り込まれているので、大きく気にする必要はないということになります。
とはいえ、デイトレなどの短期軸のトレードをするなら、それなりの情報を知っておく必要はあるとは思います。
テクニカル分析とは
テクニカル分析とは、値動きを表すチャートから、「相場の流れ」や「投資家心理」を読み取り、将来の値動きを予想するための分析手法です。テクニカル分析は主に、「トレンド系」と「オシレーター系」の2つに分けられます。
トレンド系指標とか、オシレーター系指標とかあるのですが、このサイトでは、ライン分析を主眼に置いています。
MT4という世界中のトレーダーが使っているツールを使うのですが、そのツールで表示されるもの、それがチャートです。そして、そのチャートに、トレンドライン、チャネルライン、ホリゾンタルラインなどを引き分析していきます。
ライン分析を主として、他の指標は補足として使う
トレンド系指標〜移動平均線
トレンド系指標でもっとも使われているモノが移動平均線です。私自身、チャートに表示させるトレンド系指標は、移動平均線だけです。
チャートでライン分析をする場合は、シンプル且つわかりやすいことがとても重要です。ですから、他の指標を表示してしまうのは、あまりいいことではないと思っています。
もちろん、トレーダーの好みもあるのですが、私が運営するオンライン講座では、ライン分析プラス移動平均線で、優位性を判断してトレードをしていきます。
ですから、ライン分析が主となり、移動平均線は、参考程度に考えているということになります。
ライン>移動平均線
オシレーター系指標〜RSI
オシレーター系指標でもっとも使われているモノがRSIです。オシレーター系指標は、チャートとは別ウィンドウに表示されますので、目視に慣れるまで若干時間を必要としますが、慣れてしまえば問題ありません。
私自身、オシレータ系指標は、RSIだけしか使っていません。理由は、たくさんありますが、トレンド系指標と同じで、シンプル且つわかりやすいと思うからです。
ライン>RSI
ライン分析が絶対ではないが主として分析する
そもそも何故テクニカル分析をするのか?というと、チャートの値動きを分析をして、優位性の高い水準でエントリーし、利益を狙うためです。
ライン分析を主としているのですが、イメージとしては、テクニカル分析の中でもライン分析は、90%以上の比率だと思っています。個人的には、もっと高いですが、一般的に考えるとそれくらいかなと思います。
チャートでは何をみるのか
チャート、すなわち値動きは、トレーダー心理が大きく反映されています。多くのトレーダーが買い注文をすれば、上昇しますし、売り注文が多ければ、下落します。
ということは、他の多くのトレーダーが”こうなるであろう”という水準で方向感(上がる、下がる)を間違わなければ、しっかりと利益を出せるということになります。
ですから、チャートでは、多くのトレーダーの心理を読み解くことが必要になりますし、その心理を分析し、見ているということになります。
テクニカル分析を極めることは必要か
言っていることがずれてしまうのですが、テクニカル分析を極めることが大事なのではありません。これは、とても重要な考え方で、特にFX初心者の方は、勝ちたい一心で、テクニカル分析を極めようとする傾向があります。
ですが、私たちトレーダーは、テクニカル分析を極めることよりも、しっかりと利益を生み出すことの方が大切なはずです。
オンライン講座の中でも話をしているのですが、テクニカル分析は、わかるところ、その局面だけ分析すればいいのです。わからないところは、そもそも、多くのトレーダーも、方向感やリズム感を把握していない証拠なので、そういうところでエントリーする必要はないのです。
わかりやすい局面でエントリーして、確実に利益をあげる。これで、十分利益を積み増して行くことができます。雪だるま式に資金が増えるという感じです。
私たちトレーダーは、利益を確保することを第一の目的としています。テクニカル分析研究家になる必要は全くないのです。
とはいえ負けが続けると・・・
負けトレードが続くと、不思議なもので、もっとテクニカルを勉強しなければならないと思ってしまう。
もちろん、FX初心者は、テクニカル分析を勉強するべきです。ですが、そもそも分析できない局面を分析しようとすることが正しくないのです。
世の中には、経済評論家とか、金融評論家とか、その類の人たちがたくさん存在しますが、彼らがトレードで勝てているのかというのは、別問題です。
FXで大きく勝つ人は、テクニカル分析をしっかりと学んではいますが、理論武装して、評論をしているわけではなく、勝てる水準で確実にエントリーして、利益を伸ばしているということなのです。
FX初心者がテクニカル分析を勉強する目的は
当たり前ですが、勝つために必要なスキルを身に着けるためです。そして、テクニカル分析を勉強することで、相場に慣れるということもあると思います。
FX初心者にとって、日常生活では使わないコトバや表現があります。それらを普段使いのコトバなどに落とし込む必要があります。
そのためにも、初期の段階でわからなくてもいいから、デモ口座を開設して、チャートに慣れる、ラインの引き方に慣れる必要があります。
証券会社に専用のMT4がある
世界中にたくさんのFX証券会社はありますが、そのほとんどの会社が世界中のトレーダーが使っているMT4を利用できます。
まずは、証券会社に無料登録(デモ口座)をして、MT4をダウンロードしましょう。このブログでもMT4を使って様々な解説をしてあります。
オススメはXM
私が推奨している証券会社は、XMです。それは、世界で最も多くのトレーダーが活用している証券会社ですから、信頼度が高いからです。海外の証券会社ですが、しっかりと日本語サポートもあるので、安心です。
そして、多くのトレーダーが使っているということは、多くのトレーダーがこの証券会社XMで稼いでいるということです。
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