FXの押し目って何?「押し目買い・戻り売り」について解説!

FX基礎用語

FXの解説動画やブログなどを見ていると、「押し目買い」とか、「戻り売り」という言葉がよく出てきます。今日は、この押し目、戻り目についてお話をしたいと思います。

押し目は、上昇トレンド

相場が上がり続けているときに、一時的に価格が調整的に下げること。また、その際に反発を狙って買いを入れることを「押し目買い」「押し目を拾う」と言う。

上層トレンドが継続していて、どこかで買いエントリーをしたいと考えるのは、一般的です。一般的はありますが、どこのタイミングで買いエントリーをすればいいのか、ここがわからないとそもそも押し目という言葉を理解したとしても、押し目買いはできません。

上昇トレンドが継続していても、調整の下落は必ずあります。その調整の下落からの反転(逆行現象)を狙って、エントリーします。その結果、うまく上昇トレンドでポジションを持つことができれば、「押し目買い」に成功したと言えるのです。

押し目買いイメージ

結果として押し目買いになっているケース

今までは、上昇トレンドの継続中の中での「押し目」、「押し目買い」でしたが、下落から上昇を狙って結果的に、押し目になっているケールを解説します。

下落から上昇を狙うのは、トレードとして、正しい思考です。正しい思考ではあるのですが、下落継続中なので、そこで、逆方向のポジションを持つことは勇気が必要です。下記の画像は、USDJPY日足チャートです。日時は、2021年1月26日です。

よくみていただければわかりますが、とても長い下降トレンドライン(赤)があります。そして、ミドルスパンで、黄色の下降トレンドラインがあります。この黄色の下降トレンドラインをブレイクして、リターンしてきたところの画像です。

USDJPY日足チャート

ここは、チャートパターンとして、トレンドラインのブレイクリターン水準であるので、この時に、買いエントリーをしたいのですが、やはり、黄色のトレンドラインをブレイクしたからといって、次の赤いトレンドラインが壁として控えているので、トレーダーの心理としては、なかなかエントリーという行為は、できないものです。が、詳しくは割愛しますが、この「エントリーを考えたいポイント」を4時間足や1時間足にして、逆行現象を見つけることができれば、自信を持ってエントリーできます。

その後のドル円チャートを見てみると

仮に、先程の局面で買いエントリーをしていると、大きくチャートが上昇してきているのがわかります。

USDJPY日足チャート02

結果的にそのエントリーは、押し目買いだった

黄色のトレンドラインのブレイクリターンで、買いエントリーをしていてら、その後、強い上昇が続いています。ですので、結果的には、下落からの上昇の逆行現象で買いエントリーをしているのですが、押し目買いの買いエントリーだったことがわかります。

USDJPY日足チャート03

戻り売り

戻り目・戻り売りは、押し目・押し目買いの逆の現象のことです。ですから、単純に、下落の継続中に戻り目を探して、そこでエントリーをする。押し目・押し目買いが理解できれば、「その逆なんだね」と思ってください。

実際のチャートで見てみる

以下の画像は、EURUSD日足チャートですが、2020年の3月からずっと上昇トレンドが続いていました。2021年の1月からは、下降にやや転じた瞬間の画像です。画像の最後のローソク足の上に伸びたヒゲで、売りエントリーをしたいものですが、ここは残念ながら、時間軸を落としても逆行現象と断言できる局面ではありませんでした。

EURUSD日足チャート

結果的に戻り目だったことがわかる

下落から転じて、一度ローソク足がヒゲをつけて戻ってきて、そこからさらに下落しました。下の画像では、下降トレンドラインが引けています。なので、下落の戻り目だったことがわかります。

EURUSD日足チャート02

押し目・戻り目についてまとめ

押し目や戻り目がわかると

チャートを見ていて、押し目や戻り目がわかるようになると、FXの利益を大きく伸ばしていくことができます。そのためには、やはり、テクニカル分析をちゃんと学ぶ必要があります。

どんなジャンルのビジネスでも同じですが、ちゃんと学び、ちゃんと実践する、このような考え方を持っていれば、限りなくできるようになるはずです。FXで稼ぐスキルを身につけると、本当に人生を変えることができます。まずはメール講座で学んでください。


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