FXで継続して勝つためには、過去検証は欠かせない

FXについて

FXで継続して勝つためには、過去チャートを使った過去検証は欠かせません。この記事では、なぜ過去検証をするのか、そして、その先にある目的についてお話をします。

過去検証とは

そもそも過去検証とはなんでしょう。過去検証とは、その名の通り、過去チャートを順送りに見ていき、自分の知識や経験が、どの程度通用するのか、を見極めるために欠かせないものです。

継続して利益を上げ続けているトレーダーで過去検証をしていない、しなかったという方はおられないと思います。それくらい過去検証は大切なものなのです。作業自体は、地味なものではありますが、その後の成果は、継続して、安定して、稼ぎ続けることができることに繋がりますので、過去検証をやらない理由はありません。

過去検証の目的は

過去検証の目的は、自分のトレードルールの構築です。トレードルールは、多岐にわたりますが、その中でも、エントリーにつながる検証は欠かせません。FXは、唯一無二の相場に向き合うものではあるのですが、自分の作った”仮説”が、しっかりと優位性が担保されているのか、この部分を過去チャートにおいて、検証していくのです。

トレードルールは、一旦作って仕舞えば、それを活用して、淡々とリアルトレードで実行していけばいい。しかし、トレードの知識は、どんどん増えていくので、ルールのバージョンアップは欠かせないことになります。

過去検証から導き出したトレードルールの勝率が高ければ、そのルールを変更する必要はありません。仮に、変更するようなことがあれば、その変更ルールをさらに過去チャートで検証を繰り返していけばいい。

多くの初心者トレーダーがやってしまう過ちは、リアルトレードで、仮説を検証してしまうことです。その仮説が、さらに優位性を高めることにつながるにしても、リアルでは決して検証はしないほうが良いです。

過去検証はどのようにすればいいのか

過去検証は、地味な作業なので、苦痛に感じる場合もあるかと思います。ですが、トレードルールを作成するためには、この作業は欠かせません。では、一体、どのように取り組むのかというと、オススメは、過去検証テスト機能のついたソフトやツールを使うことですが、MT4でもやろうと思えばできます。ただ、MT4で過去検証をするのは、やはり大変です。

検証し始めたら、どんなものでも良いでの、ファイルにまとめておくと良いです。私の場合は、Macのナンバーを使っていますが、これは財産になりますから、振り返った時に、わかるようにまとめておきたいものです。画像は、その一部ですが、できれば他者(トレードの先生とか、仲間)に見せて、ルールが伝わるとなお良いと思います。

過去検証まとめ

おすすめの過去検証ツール

MT4を使っても、過去検証はできますが、MT4では、ローソク足を送るのがやや面倒ではあります。トレーダーの中には、それで十分でできるという方もおられます。私は、MT4での過去検証は挫折しました。ということで、オススメのツールを3つ紹介します。

TradingView

TradingViewは、私自身は、使いこなせていないのですが、理想的なツールです。なぜならば、過去検証もしっかりとできることに加えて、リアルタイムのトレードもできてしまうからです。

TradingViewは、さまざまなFX会社と提携しているので、TradingViewに対応しているFX会社を使っているなら、TradingViewが絶対に良いでしょう。TradingViewは、PCでラインを引き分析をしていて、それをスマホやタブレットで、全く同じものを見ることができるので、とても便利です。

また、TradingViewは、YouTubeなどでもその使い方が説明されているし、世界最大級のプラットフォームと言われています。

TradingViewはこちら

MT4裁量バックテスター

MT4裁量バックテスターは、MT4にインジケーターのように入れ込むことができるので、操作感は、使い慣れたMT4と同じなので、とても使いやすいです。

いくつかマイナス点がありますが、価格が安いし、とりあえず過去検証をやってみようという場合には、これが最適なかと思います。マイナス点としては、ローソク足が戻せないということがありますが、価格から考えれば、納得できるでしょう。

あと、MT4裁量バックテスターは、仮想のトレードができるのも一つの魅力ではあります。私自身、仮想のエントリー機能は使わないのですが、この機能を使いたいという場合は、とても良いと思います。

MT4裁量バックテスターはこちら

ForexTester4

ForexTester4は、操作感に慣れるまで時間はかかりますが、MT4の開発者が作成したツールなので、慣れてしまえば、一番オススメかなと思います。私自身もこれをここ最近では使っていますし、とても役に立っています。

多くの専業トレーダーが、ForexTester4を使っていますから、評価は高いと思います。MT4裁量バックテスターよりも、ローソク足のスピードコントロールが楽ですし、特殊なインジケーター以外は、しっかりと反映させられますので、何にしようかなと迷っているなら、最初からForexTester4一択で考えて良いと思います。ForexTester4は、やや高いと思いますが、FXで勝てるようになれば、すぐに元は取れるでしょう。

ForexTester4はこちら

とにかく検証をしてみる

上記に上げたものは、使い勝手もそれぞれですが、まずは、、とにかく過去検証をやってみましょう。少なくとも、複数の通貨ペアで、2年分ぐらいの過去検証は必要です。

この作業は、本当に地味ですし、人によっては、苦痛を伴う行為かもしれません。でも、FXで勝てるようになり、人生が変わっていく、その過程に必要なものであるので、やらない理由はありません。

私の過去検証のやり方

私は、検証ツールに備わっているエントリーのシミレーション機能は使いません。シミレーションを使わなくても、ノート(エクセルやワード)に、一つ一つのトレードを記載していけばOKなわけです。

私自身は、チャートにラインを引き、エントリーポイントだなと確認した上で、そのポイントに、ホリゾンタルラインを引きます。そして、そこから損切りポイントを引き、利確ポイントを引く。それから、ローソク足を動かして、その損切りポイント、利確ポイントに届くかどうかを検証します。

やはり、何事も継続が大事ですので、シンプルに取り組んだ方が良いと思います。以下の画像は、ForexTester4の4時間足のチャーで、エントリー時のスクショです。こんな感じで過去検証を行っています。

過去検証スクショ


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