【FX】憧れの専業トレーダーの実態とは?専業にこだわる必要はない⁉
「FX専業トレーダーは、メリットが大きいですが、デメリットもあります。」
こんなことを言うトレーダーは多いですし、同感です。
とはいえ
・「どうやったら専業トレーダーになれるのか?」
・「専業トレーダーのメリット・デメリットを教えてほしい。」
という方も多いでしょう。
実際に副業でトレードしている人が、専業トレーダーを羨ましいと思う気持ちはわかります。
そこで今回は、FXの専業トレーダーの実態をお伝えします。
具体的には、
・FX専業トレーダーになる条件
・FX専業トレーダーのメリット・デメリット
の順番に解説していきます。
専業トレーダーを目指す方にとってモチベーションがあがる内容なので、ぜひ最後まで読んでください。
FX専業トレーダーになるために必要なこと
最初に、「専業トレーダーになる条件」をお伝えします。専業FXトレーダーを目指す方向けの内容です。
ざっくり言うと、「FXで利益があげられている」ことが専業の条件です。とはいえ、それだけだと説明不足ですので、もう少しかみ砕いて説明していきます。
専業FXトレーダーになるために必要なことは、以下の3点です。
1.マインドセット
2.安定した利益がだせるスキル
3.最低限の貯蓄
1.マインドセット
専業トレーダーになるうえで、必要なマインドセットがあります。あなたが、長期目線でトレードできるかどうか?ということです。
短期的な勝ち負けにとらわれて、気持ちを上下させてしまうと、安定的な利益はだせません。
そもそも、「勝率100%」のトレーダーなんていないと思っています。相場には、不確実な部分・予測できない部分があるからです。
専業トレーダーの多くは、負けることを許容して、勝ちと負けを繰り返しながら利益をだしています。専業トレーダーになるためには、「トータルの損益」を考える癖をつけましょう。
2.安定した利益が出せるスキル
専業になるなら、利益をだせるスキルを持っていることは当然ですが、「安定しているかどうか?」というのがポイントです。
FXはよくも悪くも、買いか売りかの2択です。1週間~2週間なら運がよくて、勝ててしまうなんてこともあります。
短期間で利益をだしただけで、「もうスキルがついたから専業になろう!」こんな風に思って会社を辞める準備をしたり、本業をおろそかにしたりしないようにしましょう。
最低でも「3ヶ月」勝ち続けられたら、「スキルがついた」と言えると思っています。
3.最低限の貯蓄がある
「貯蓄」はあった方がいいです。当然なのですが、意外となくても専業になってしまう人が多くいます。
理由は、専業トレーダーになる前は、FXの収入が右肩上がりで増えていくからです。20万円,25万円,30万円と増えていくと、来月は35万は稼げると錯覚しがちですが、その保証はありません。
また、「利益がだせないと生活できない。」という状況は頭でわかっていても、いざなると想像以上のストレスです。なかには、副業のときよりもパフォーマンスが落ちてしまう人がいるくらいなので、貯蓄を十分してから専業になりましょう。
目安として、4ヶ月~1年くらいの生活費は確保しておくと良いです。
FX専業トレーダーのメリット
専業トレーダーのメリットを紹介します。場所や時間にとらわれずにできるFXは、専業になるメリットが大きいです。
専業トレーダーになるメリットとして、以下3点を解説します。
1.視野が広がる
2.相場分析の時間が増える
3.学習時間が増える
1.視野が広がる
専業トレーダーになると、「自分のできること」が増えて視野が広がります。
・海外移住
・国内移住
・子供の教育に力をいれる
・留学
今まで無意識的に「やりたいとも思わなかったこと」が、ちょっと頑張れば「できる」と思える、実現可能な目標に変わります。また、プライベートが充実するとストレスがなくなり、FXのパフォーマンスが上がるという好循環を作ることも可能です。
やりたいことの選択肢が増え、実現するためのモチベーションがわく点は、大きなメリットです。
2.精度の高い相場分析ができる
相場分析の時間が増える点は、兼業トレーダーにないメリットでしょう。今まで別の仕事をしていた時間を、相場を見る時間にあてられます。
単純に、「相場を見る時間を2倍にすれば、収入が2倍になる」というわけではありませんが、より深く相場を観察できるのは間違いありません。
当然、相場をじっくり分析することで、得られる利益もあります。相場とゆっくり向きあえるのは、FXトレーダーにとってプラスの材料です。
3.インプット量を増やせる
専業になってできた時間を「学習」に投資することもできます。FXに関する学習をしてもいいですし、株・仮想通貨など別分野の学習をすることで気づきがあり、FXのパフォーマンスがあがる可能性もあります。
インプット量を増やすことで、より大きな成果をだすトレーダーは多いです。今までできなかった学習ができるのは、専業トレーダーの大きなメリットでしょう。
FX専業トレーダーのデメリット
「FXを専業でやることに、悩みなんてあるのですか?」
「専業トレーダーの夢を壊さないでほしい。。。」
このように思う方には申し訳ないのですが、専業トレーダーにもデメリットはあります。
ただ、デメリットと同時に解決策はあります。あなたが、専業トレーダーになった時の参考にしてください。
コミュニケーションが減る
専業トレーダーの仕事は基本的に1人で完結できるため、当然コミュニケーションは減ってしまいます。
人間は集団の中で育つ生き物なので、コミュニケーションがとれないことの心理的ストレスは想像以上に大きいです。
仕事での人間関係がめんどうな方も多いでしょう。ただ、人間関係がなさすぎるのも問題なのです。
コミュニケーションがとれる人が減ってしまうのは、デメリットの1つです。
社会貢献の気持ちが薄れる
FXは基本的に、利益という数字を追いかけるゲームです。広い視野で見たら経済活動をおこなっているため、社会に貢献していると言えます。
しかし、仕事で直接感謝されたり、誰かに貢献しているという気持ちは感じづらいです。
家族がいれば「家族のために」と頑張れますが、当然、独身の方もいます。
毎日数字だけを追いかけて、「何をやっているんだろう。。」こう思ってしまうのも無理はありません。人間に備わっている「貢献欲」のようなものが、満たされないデメリットがあります。
とはいえ、税金を周りの友人たちよりも多く納めたりすることで、大きく社会貢献できます。
解決策:コミュニティーを活用しよう
デメリットの解決策として、コミュニティーをうまく活用しましょう!専業・兼業かかわらず、コミュニティー参加のメリットは大きいです。
・仲間ができる
・コミュニケーションがとれる
・悩みの解決
・トレードスキルの向上
上記のような、たくさんの恩恵を受けられます。コミュニティーをうまく使って、デメリットを解消しましょう。
専業にこだわる必要はない
専業トレーダーにこだわる必要はないと思っています。もちろん、なりたいなら目指すべきです。ただ、兼業トレーダーにも「生活のためにトレードをしなくていい。」というメリットはあります。
仕事が嫌いな人は、専業トレーダーになった方が良いでしょう。ただ、好きでやっている仕事に関しては、続けた方がいいです。
「専業じゃないと、お金が稼げない」というわけでは、ありません。
実際、私が運営しているコミュニティーでも、時間がある時にウーバーイーツで働いている人はいます。いい気分転換にもなるし、FXのパフォーマンスがあがるので、どんどん仕事もするべきです。
そこまで、専業にこだわりすぎないようにしましょう。
専業トレーダーの実態とは?
専業トレーダーのメリット・デメリットを中心に解説しました。専業トレーダーになるメリットは大きいです。なりたい人は、目指すべき働き方だと思っています。
専業トレーダーとして、独り立ちするためには、ある程度の口座資金が必要です。小さい資金で、大きなレバレッジでの勝負は、専業トレーダーには、不向きです。(専業ではなくても、あまりおすすめはしません。)
仮に、毎月安定して、5%の利益を出すとしましょう。100万円の資金なら、5万円ですが、1,000万円の資金なら50万円です。50万円あれば一般的な日常生活を送ることは十分可能ですよね。
今、FXに取り組み始めて、専業になりたいと思う場合は、まずは、資金を少しずつでいいので、増やすことを一番い心がけると良いと思います。もちろん、大きな資金になるまでに出金しても全然OKです。
まとめ
専業トレーダーには、メリットはたくさんあります。人生の選択の幅が広がりますし、旅行も好きな時に行けるし、住む場所だって好きな場所に住むことができます。
兼業トレーダーでも、お金にゆとりは生まれるので、好きな仕事を好きなだけできます。メリットとデメリットがありますが、共通しているのは、継続することです。継続して、しっかりと利益を上げていくことをまずは考えましょう。
この記事のおさらいです。
・専業トレーダーになるためには、長期的視野のマインドが必要
・専業トレーダーのメリットは、時間が増えることによる好循環
・デメリットは、人間関係が希薄になっていくこと
・オンラインコミュニティーを活用しよう
・専業に必要以上にこだわる必要はない
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